見積り
見積りの前提条件が明確である。
プロジェクト管理や要件変更対応に要するコストを見積もっている。
二通り以上の見積り手法で見積もっている。
マスタスケジュール
外部と約束した日付をマイルストーンとして記述している。
マイルストーンとタスク及びタスク間の依存関係を記述している。
最も余裕のないタスクを繋いだクリティカルパスが一目で分かる。
タスクの名称が作業の実態を表しており、他帳票も含めて統一している。
関連する他プロジェクトのスケジュールと整合している。
スケジュールがユーザの都合で変更になる可能性はない。
スケジュールはユーザのビジネス要求に対して余裕がある。
Work Breakdown Structure(WBS)
最上位のタスクがマスタスケジュールと整合している。
例え粗くても、全てのタスクを記述する。
最下位のタスクの長さは、遅延を許容できる期間より短く設定する。
タスクの名称が作業の実態を表しており、他帳票も含めて統一している。
プロジェクト体制
プロジェクトマネージャは、ベンダの正社員である。(※5)
プロジェクトマネージャは専任である。小規模プロジェクト除く)
プロジェクトマネージャの上司は相談に乗れる状態を維持できる。
ベンダ側プロジェクトマネージャに代行者(※6)がいる。
ユーザ側窓口担当者とプロジェクトマネージャの連絡可能時間帯と連絡手段が明確である。
ユーザ側窓口担当者とプロジェクトマネージャには個人的な親交がない。(※7)
ステアリングコミッティを組織している。
体制に最終利用者部門の責任者と代表者が含まれている。
体制にシステムの運用担当者が参加している。
パッケージソフトウェアベンダやハードウェアベンダのサポート窓口がある。
体制にユーザ側、ベンダ側双方の品質保証担当者が参加している。(※8)
必要な時期までに、全ての担当者がアサインされることが明白である。
ユーザの窓口担当者と責任者がプロジェクト期間中、工数を確保できる。
ユーザを含めてメンバの役割と責任は明確で合意されている。
各メンバの健康や家庭環境は、プロジェクト参加に支障がない。
要員のスキル育成
プロジェクト参加者に必要なトレーニングと目指すべきレベルを識別している。(ソフトウェア、ハードウェア、ネットワーク、データベース、プロジェクト管理、開発に使用するツール 等)
要員教育計画が明確で、実施可能である。(時期、方法、育成者、ゴール)
環境・インフラ・資源
作業場所が確保されており、セキュリティやアクセスも問題ない。
プロジェクトに必要なインフラ(開発機器、ソフトウェア、通信手段、事務機器等)が確保されている。
ユーザはプロジェクト実施に必要な資金を確保できている。
プロジェクト参加者以外に必要なメンバが確保できている。
依存関係
このプロジェクトが影響を受ける他のプロジェクトとそのタスクが明確である。
このプロジェクトが影響を与える他のプロジェクトとそのタスクが明確である。
依存関係先との間で依存内容、期日、担当者について合意している。
会議体計画
ユーザとベンダ間で開催する必要のある会議が全て識別されている。
各会議の実施時期が明確で且つ妥当である。
各会議のアジェンダ、参加者、ゴールが明確である。
品質計画
文書のレビュー時期、レビュア、レビュイ、チェックリストを定義している。
双方の品質保証部門により、プロジェクトが各々の標準プロセスを遵守していることを確認できるレビューを計画している。
全ての成果物(※9)について成果物レビューを計画している。
外部の有スキル者による成果物のレビューを予定している。
テストの実施時期、テスト者、テスト方法が明確である。
テストデータの準備担当者が明確で、期日までに準備可能である。